ふーみんみん

日記。

信仰

 

私の中で信仰とは”絶対を定める”という意味合いが強い。

 

人間の多くは絶対、不変を求めて生きている。私もそのひとりである。

絶対を定めてそれに従って生きるというのも悪くはないし生きやすいと思う。わからない、無という状況程人間を不安定にさせるものはないと思っている。

 

宗教はその信仰(絶対)を定める行為の一つであると思っているので正直どんな宗教を信仰しても本人が良ければよいのではないかと思っている。私から見ると友達、恋人を作る(他者を信用する、自己開示をする)、社会のルールに従うといったことも宗教と形は違えど一種の信仰であることには変わりない。その信仰を持つ人数で善悪が決まっているように思う。

 

しかし実際のところこの世の中に絶対などは存在しない。

信仰に没頭しすぎると信仰に己を塗りつぶされる。最悪の場合周りも塗りつぶす。そこを利用されて搾取される例も多くみてきた(俗にいうカルトが問題視されるのはこの点なのだろう)。信仰をするというのはそれなりのコストを払っているということも忘れてはいけない。

信仰を上手に利用して自分のハンドルは自分でしっかり握って生きていきたい。自分を手放すとなかなか戻ってこれない。